生地の塩物(干物)・水産加工品
黒部峡谷から雪解け水わずか15Kmで海に流れそそぐ富山湾の東に位置する黒部市生地海岸。
そこは、肥沃な水と日本海の荒波の恩恵を受けた海の幸の宝庫。
生地では、昔から地曳き網漁をはじめとして漁業が栄えてきた。
朝は網を揚げ入港してくる船で活気があふれ、夜は、いか釣り船の漁り火がほのかにお気を彩る。こんな街で活動する浜のお母さん達のグループに”くろべ漁協女性部”があります。くろべ漁協女性部は、昔から浜に伝わる保存食の原点「干物」を研究し続けてきました。
黒部漁協に朝、水揚げされる新鮮な魚をそのまま薄味で保存する「究極の干物」を作り、各種イベントを通じ、おいしい干物の味を知って欲しい一念で普及してきました。
くろべ漁協協同組合が、漁を手伝う浜のお母さん達が一段落して、空いている時間に、浜のお母さん達の「技術と心」を借りて作っているのが、生地の塩物(干物)のはじまりです。
生地の塩物(干物)のこだわり
味と低価格を維持し、環境に配慮するために、次のことにこだわっています。
素朴な旬の味をぜひご賞味ください!!
お電話でも受付しています 0765-57-0192まで
白身の上品な脂ののった「うすめばる」です。
そして良質なタンパク質・低カロリー。
温かいご飯のおかずにお酒の肴にも絶品です。
価格 ¥400(税込)~
価格 ¥650(税込)~
生地の塩物 人気№1
淡泊な白身はプリプリの食感!!
旨味がギュっとつまっています。
上下のひれをとってから身をとると 身離れもよく食べやすいです。
価格 ¥150(税込)~
価格 ¥150(税込)~
価格 ¥200(税込)~
黒部の魚。関西では「あこう」とよばれます。
頭から体全体にオレンジの水玉模様のおしゃれな魚です。
よりまわり波がおこると 大漁になり
鳥のようにぱっといなくなることからここでは「やまどり」と呼ぶ。
上品な白身はとても美味しい魚です。 刺身・煮つけ・フライなど
価格 ¥500(税込)~
生地の塩物人気 トップ3!!
げんげは全身透明なブルンとしたゼラチン質に覆われています。
その皮にはたっぷりのコラーゲン。
さっと炙ってお召し上がり下さい。うまいです!
価格 ¥300(税込)~
価格 ¥200(税込)~
価格 ¥700(税込)~
生地の塩物 新登場!
見た目はちょっとグロテスクですが
白身でたんぱくな美味しい魚です。
生地では「なんだ」「ババちゃん」と呼ばれています。
価格 ¥500(税込)~
生地の塩物 人気№2
外見がキスに似ていることから「にぎす」と呼ばれています。
脂がのった白身のとほろ苦いワタのおいしさは格別です!
価格(6尾) ¥200(税込)~
新鮮な『のどぐろ』を塩だけで一夜干しにしました。
パリッと焼いた皮と中からジューシーな脂の旨味。
極上の生地浜の逸品をどうぞ。
価格 時価
価格 ¥70(税込)~
価格 ¥200(税込)~
価格 一切 ¥250(税込)~
価格 ¥300(税込)~
価格 ¥350(税込)~
無眼側は白いことからシロガレイと呼ばれます。
身は柔らかく 脂も旨味もたっぷり!
コラーゲン・ビタミンE(酸化防止・血行促進作用)
も多く含んでいます。
価格 ¥200(税込)~
とれたてのあおりいかを一夜干しにしました。
身は厚みがありやわらかいイカです。
あおりいかの甘み旨味を味わってください。
噛めば噛むほど口の中に
旨味が広がります。
そのまま軽く焼いて、七味マヨネーズ等つけて どうぞ!
価格 ¥450(税込)~
価格 ¥200(税込)~
富山湾産のいかとえびの浜に伝わる保存食を女性部に再現してもらい、詰め合わせを造ってみました。
白エビ素干し
ほとんど富山県でしか獲れない白エビ(標準和名:シラエビ)ですが、水揚げ後すぐ素干しにしました。
白えびを獲る漁業者は足が早い白えびの食べ方を長年工夫してきましたが保存については簡単な素干しが一番その味を持続させてくれることを経験の中で見つけました。
素干しですからそのまま召し上がっていただいても良いですし、料理の出汁、かき揚げ、茶碗蒸し、お好み焼きなどに入れて召し上がっていただければ白エビのほんのりとした上品な風味が料理を一段と引き立たせてくれるでしょう。
ほたるいか煮干し
富山県の魚に指定されているほたるいかを水揚げ後すぐボイルし、よ~く乾燥しました。アクの強いほたるいかはボイルするとほど良いイカ独特の甘味が残ります。これをよく乾燥させると一年以上も保存できます。富山県の漁村ではこれを水で戻し、煮物として食べたり、甘露煮を造ったり、さらには炊き込みご飯などにします。昔から行われているホタルイカの保存食の定番です。でも、初めての方はかななか調理は出来ないものです。本品にそのままマヨネーズを少し付けて食べてみて下さい。噛み締めるほどにホタルイカの風味が口の中で広がります。
甘えび素干し
昔から富山県ではバイ貝籠網漁で混獲され、又底曳き網では多く水揚げされているポピュラーな甘えび(標準名:ほっこくあかえび)ですが、漁業者は刺身で食べるのが一番甘くて美味しい食べ方だといいます。
しかし、漁業者は市場で安価な小サイズ、又は少々サイズをかき揚げやすまし汁にして食べてきました。中には煮干しを作る人、素干しを食べる人など・・・。
煮干しは出汁が出てしまうのが欠点だが、素干しは造るのが簡単な上、素干しの甘えびは身が厚くそのまま食べても甘い。そんな甘えびを水揚げしてすぐ素干しにしました。そのままお召し上がり下さい。
北海道漁場開拓の歴史が育んだ北海道特産品
とれたて館には黒部市の姉妹都市 根室特産品が多く並びます。
黒部市生地は北海道とかかわりが深く北方領土には生地出身の人達が数多く住んでいました。
北方領土からの引き揚げ者は富山県全体で1,425人、そのうち生地出身者はなんと900人弱もいたとか!!
そこから北海道の食文化が現在も引き継がれており、干だらやコマイ、昆布料理などよく食卓に並びます。「たらのちゅう」など他では見られない特産品を販売しています。