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魚の駅生地について

 黒部地区は急深な海底の地形からごく近い沿岸で様々な漁業を周年操業できることから古くから漁業が栄えてきました。ところが工場の進出などから漁業者の高齢化と後継者不足は深刻な問題になっています。さらに近年の消費流通の主導権を握っている量販店の台頭は、「少量多品種」である黒部地区漁業の発展を阻んできました。

 なぜなら、量販店は「安定供給」と「規格化産品」です。自然の天候と格闘し、寄せる波に立ち向かう漁業に安定供給などありえません。勿論、流通業者の都合だけに合わせれる漁業などあろうはずもないのです。結局、量販店は流通させやすい魚以外は目もくれません。私達漁業者は美味しい魚がいっぱい獲れるにもかかわらず、長年、商人から「こんなもの売れる訳がない」と聞かされ、捨て値で買い取られるのを指を加えてみているだけでした。又、獲ってきた魚を止むなく廃棄したりしてきました。

 そこで、私達漁業者がみずから魚や漁業の情報を発信し、「もっともっと魚を食べてもらいたい!」という一念で直販施設の建設を検討し、平成16年10月に魚の駅「生地」をオープンしました。





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